「高校受験の面接で、しっかり伝えたい」(中学3年:男子)

コラム

今回はポケットサポートの支援活動で出会った中学3年生の男子生徒からのメッセージを紹介したいと思います。

長期入院が決まり不安で一杯だったけど、院内学級の先生や同級生の男子に出会い、入院中も楽しく過ごす事ができました。また、ポケットサポートの三好先生に勉強はもちろん心のケアをしていただき苦しい治療を乗り越える事ができました。

ポケットサポートの皆さんには退院後も色々とサポートしてもらい、無事に復学することができて、野球部にも復帰しました。

高校受験では今まで頑張ってきた事を面接でしっかり伝えたいと思います。

いよいよ今月末から高校受験も本番になり、インフルエンザへの感染予防や体調管理に気をつけながら、入院治療中に学習空白となっていた英語や数学の勉強を頑張っています。

入院中は命を守ることが最優先となりますが、退院後は復学をして高校受験や就職など、それぞれの道に向かって地元の友達と同じように進むことになります。ですが、退院した翌日からすぐに学校に復学できるのではなく、体力の回復に配慮しながら午前中の保健室登校や、定期的な通院など、少しずつ元の学校生活に戻していくことが多いのです。

ポケットサポートでは小中学生時代に長期入院を経験したことのある支援員が子どもたちや保護者の相談・サポートを学習支援ボランティアと行っています。学習面だけでなく、友人関係や進路の相談など、一人ひとりの子どもたちに寄り添いながら、サポートしています。

中学3年生で退院・復学して高校受験に向けて勉強している子どもたちは全国にたくさんいます。彼のように病気で入院していたことをマイナスに考えるのではなく、治療を乗り越えたこと、院内学級で頑張ったこととして面接でプラスに変えて伝えることもできるのです。

ぜひ、この記事をご覧の保護者の方や、担任の先生がいらっしゃいましたら、「辛く苦しかった治療を乗り越えたのと、同じように勇気をもって受験本番に向けて挑戦している子もいるよ」と教えてあげて下さい。

すべての子どもたちの努力がきちんと評価され、将来への希望となり、自分らしく暮らせる社会づくりのため、ポケットサポートの支援活動も一歩ずつ着実に取り組んでいきたいと思います。