JCNEトラスト&イノベーションシンポジウムに登壇

活動記録

7月12日に開催された非営利組織評価センター主催のシンポジウム「トラスト&イノベーションシンポジウム」に、ポケットサポート事務局長が登壇しました。今回は当日のパネリストとしての発表内容や、会場から出た質問などをまとめたいと思います。

NPOにとってグッドガバナンス認証の魅力とは

非営利組織評価センターがチェック項目を定めているベーシック評価からはじめて、アドバンス評価、グッドガバナンス認証と進めていく中で、団体の問題点や間違いを指摘されることもありますが、一方で「きちんとしたNPO法人」を目指すための道へ導いて頂いたように感じています。

今まではインターネットで検索したり、中間支援や事務支援を行っている地元のNPO法人などに相談しながら規程を作ったり、会計処理を行ってきました。また、自己流のままになっているものもありました。

改めてチェック項目を見返してみると事務局運営から組織改善、事業評価、総会・理事会運営など、NPO法人が地域に必要とされ、社会課題を解決し、適切な会計・ガバナンスを維持できているかすべてが網羅されている項目でした。

認定NPO法人を取得するときは主に規程や会計、保存文書が整っているかのチェックとなりますが、非営利組織評価センターが実施する組織評価は組織そのものと事業運営の両面からチェックを行い、「もっと地域に貢献できる、きちんとしたNPO」を目指すための通過点となりました。

まだまだグッドガバナンスだと自信をもって言える規模の事業や組織運営、人材確保を行えていないですが、この認証マークを励みにして日々成長していきたいと思っています。

企業・助成財団の立場から見るグッドガバナンス

ポケットサポートはNPO法人化して今年で5年目の団体です。活動場所となる医療機関や、行政との協働や委託事業、助成財団などにとって信頼できる団体かを評価するためには決算書類や過去の実績が重要になります。

もちろんホームページやCANPANなどに決算書類や事業計画書などを掲載して情報公開することも必要ですが、信頼できる第三者の現地評価を受けていることは大きな魅力になると思います。

助成金の応募があったすべての団体へ現地審査に訪問することは資金的にも時間的にも難しい。そのため申請書類の項目を増やして事業の具体性・実行可能性などを評価できるようにし、決算書類や定款・役員名簿を添付してもらうことで組織としての体力を評価する。

この流れが一般的だと思いますが、申請書類の項目が多くなりすぎると申請書を作成する事務局の負担も大きくなり、本来の事業で十分なマンパワーを発揮できなくなってしまっては本末転倒です。

ベーシック評価やアドバンス評価は、助成金を申請する団体事務局にとっても、応募してもらう助成財団にとってもWIN-WINのメリットがある仕組みだと感じています。NPO法人は助成金申請の負担を軽減することができ、助成財団は信頼性のある団体だからこそ応募事業内容に注力して審査することができるのです。

今後、第三者認証を取得しているかどうかを確認する助成金申請書が増えてくることを期待したいと思います。そして、NPO法人の皆さんは今一度、ベーシック評価のチェック項目から自己評価してみてください。

一般財団法人非営利組織評価センター(JCNE)
一般財団法人 非営利組織評価センターのサイトです。NPOのための新しい評価制度を紹介しています。

グッドガバナンス認証マーク取得後の効果・反響

ポケットサポートではグッドガバナンス認証マーク取得後に、ニュースターや地元企業様への寄付のお願い資料へ積極的にマークを掲載しています。その効果もあって、少しずつですが安心して寄付いただける企業様や賛助会員が増えていることを実感しています。

また、岡山初で取得したこともあり今回のようにシンポジウムに登壇させて頂き、全国規模の企業様や助成財団様にポケットサポートの活動内容や団体名を知って頂く機会ともなりました。さらに、岡山県内の市町村や地元企業様からも講演依頼を頂き、ポケットサポートの活動紹介をさせて頂く機会も増えています。

まとめ

これからメディア露出なども増えてくることを期待しています。ホームページやFacebookなどのメディアも有効活用しながら、一人でも多くの方に病気を抱える子どもたちの支援や理解を広げていくこと、地域で困っている当事者の方にポケットサポートの団体名を知っていただくことにつながればと思います。

あわせてポケットサポートの活動は日本全国の支援者の皆さんの寄付金により運営することができています。助成金や補助金に頼ることなく、社会課題を全国に向けて情報発信していき支援者を増やすことも私たちポケットサポートの役目として、寄付キャンペーンやクラウドファンディングなども積極的に取り組んでいきたいと思います。

今後もポケットサポートを様々な面で温かく見守っていただきながら、応援して頂ければ嬉しいです。