ポケットスペースin備前を閑谷学校で開催しました

活動記録

8月26日(土)に備前市にある閑谷学校青少年教育センターを会場に小児慢性疾病を抱える小中学生ときょうだいを対象とした交流イベントを岡山県小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の一環として開催しました。

当日はフライトシミュレーターによる飛行機パイロット体験や、ペタンク・ディスコン・モルックのニュースポーツ体験を楽しみました。

屋内用ペタンクは赤と緑の2チームに分かれて、目安となる黄色いボールの近くに多くのボールを投げることができたチームが勝ちという簡単なルールです。小学生低学年から大人まで楽しめるため、保護者の方や大学生ボランティアも一緒に参加して、チームメンバーを応援したり、投げ方のアドバイスをしたりと自然に交流することができていました。

モルックはボーリングのピンのように並べられている的に向かって、木製の棒を下から投げていきます。倒れた本数や倒れ方によってポイントの計算方法が変わるため、どこを狙うか戦略を考えながら楽しむスポーツです。

力の入れ具合によって転がり方が様々なため、ボーリングのように1本も倒すことができなかったり、逆に狙っていないピンまで倒してしまって点数が下がってしまうこともあります。

大学生ボランティアが得点係を担当してくれて、得点板で両チームのポイントが計算されているので、計算が苦手な子どもたちも一緒に一喜一憂しながら、白熱した戦いが繰り広げていました。

小学生低学年から専門学校生まで幅広い世代の子どもたちに参加いただきましたが、どのスポーツも簡単なルールだったことや、開会式の後に自己紹介ゲームを取り入れたことで、お互いの名前や好きなゲーム、夏休みの思い出などを知ることができ、その後もチームとなって約2時間、しっかりと楽しむ様子が見られました。

病気療養中の子どもたちは体力面や感染症の観点から、屋外でのスポーツ体験や体育の授業などを自粛せざるを得ない状況も多くありますが、このようなニュースポーツであれば屋内の空調設備が整った会場で、ボールを投げたり、転がしたりと、楽しむことができることを改めて実感することができました。

最後になりましたが、当日ご参加いただいた皆様、そして会場をご提供いただいた閑谷学校青少年教育センターの皆様に御礼申し上げます。

今回のイベントは岡山県小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の一環として、また田辺三菱製薬手のひらパートナープログラムの一部助成により開催することができました。

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