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オンライン支援で子どもたちと盛り上がろう!アイスブレイク5選

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GIGAスクール構想により、児童・生徒向け1台端末と高速大容量の通信ネットワーク環境が整備され、ICTを活用した情報収集やオンライン授業への参加の機会が増えてきました。

パソコン画面を通じた学習や交流活動は、子どもたちに緊張を与えやすい環境であり、大きな負担を与えかねません。そんな中で注目されているのが、オンライン支援でコミュニケーションをとったり、ゲームをしたりすることで子どもたちをリラックスさせる効果のあるアイスブレイクです。

本記事ではアイスブレイクが、子どものオンライン支援でどのような役割や効果を持っているのか、どんな種類があるのかなどについて解説します。成功させるためのポイントも紹介しますので、まずはポイントを意識したアイスブレイクを計画することから始めてみましょう。

アイスブレイクとは?

アイスブレイクとは授業の冒頭や途中に雑談やゲームを取り入れることで、子どもたちの集中力を維持したり、緊張感をほぐしたりすることを指します。特に小学生は集中力が切れやすいため、アイスブレイクを導入して授業に飽きさせない工夫をしているケースも少なくありません。

アイスブレイクの効果

アイスブレイクを導入することで得られる効果は以下の通りです。

  • 子どもの緊張や空気・雰囲気を和らげる
  • 親睦を深め、団結力を高められる
  • お互いを理解できるようになる

アイスブレイクの大きな目的は、子どもたちの緊張を和らげ、授業に飽き始めている空気や雰囲気をリセットすることにあります。アイスブレイクを導入してお楽しみの時間を作ることで、子どもの学ぶ意欲をさらに高めることができるようになるでしょう。

また、先生やクラスメイトとの コミュニケーションの機会づくりにもなるため、親睦を深めたり、団結力を高めたりするのにも効果的です。加えて、自己紹介や好きなものを教え合うなどのコミュニケーションをとることで、お互いを理解し合う時間にもできます。

アイスブレイクが活用される場面

アイスブレイクが活用される場面は小学校の授業だけでなく、中学・高校の指導に取り入れられていたり、仕事や会議などビジネスに活用されたりしています。特に新学期や新しいメンバーで活動する際に活用されるケースが多くあります。

まだ成長途中である子どもは、大人のように長時間集中することはできません。そこで叱ってしまうと、自分は集中できない悪い子だと感じさせてしまい自信をなくしてしまうかもしれません。

それよりも楽しみながら集中力を継続できた方が、授業への関心を持ってもらえるようになり、勉強のやる気にもつながるでしょう。

オンラインにおけるアイスブレイクの必要性

オンライン授業は家にいながらできるため、リラックスしながら参加できるイメージを持たれがちですが、隣に友達のいない環境は窮屈に感じてしまいます。さらに、カメラがあると なかなか気を抜くことができず、普段の授業とは違う緊張感のある空気は精神的にも負担が大きくなってしまうでしょう。

したがって、オンラインにおいてもアイスブレイクで遊びを取り入れることで、子どもたちがリラックスした状態で授業を受けられるようになります。

オンラインでできるおすすめのアイスブレイク5選

続いて、子どもも楽しめるオンラインでできるおすすめのアイスブレイクを5つご紹介します。

ここで紹介するもの以外にもたくさんのゲームがあるので、工夫を加えてみたり、子どもたちの年齢や趣向に合わせたものを選んだりすることが大切です。

自己紹介ゲーム

自己紹介ゲームは、決められたルール通りに子どもたちが順々に自己紹介していくゲームです。自己紹介ゲームには以下のような遊び方があります。

「実は・・・」自己紹介

冒頭に「実は、私は・・・」と話し始めて、自分の意外な一面を紹介する自己紹介
(好きな食べ物や趣味など言える範囲でOK)

サイコロ自己紹介

サイコロを振って、出た目に書かれている内容について自己紹介する
(先生が用意するか、各自で用意したサイコロを振る)

「隣の〇〇です」自己紹介

以下のように、1人目から自分の番までに自己紹介した人すべての名前と回答をプラスして自己紹介するゲーム

1人目:「りんごが好きな〇〇です」
2人目:「リンゴが好きな〇〇さんの隣のペンギンが好きな▢▢です」
3人目:「リンゴが好きな〇〇さんの隣のペンギンが好きな▢▢さんの隣のゲームが好きな△△です」

※オンラインの場合は「クラスメイトの〇〇です」のように変更するとよいでしょう。

「隣の〇〇です」自己紹介は、暗記が必要な上級生向けとなっているため、学年に合わせた自己紹介ゲームのルールを選んだり、工夫したりするのがおすすめです。

なんでもビンゴ

なんでもビンゴは、お題に関係する答えを3×3のマスに子どもが答えを書いて、先生が発表していく答えと合っていれば〇をつけてビンゴを目指すゲームです。ビンゴのお題は、さんずいのつく漢字や地図記号、好きなアニメ・漫画など何でも構いません。

できるだけ子どもたちが共通して知っているような内容にして、みんなで盛り上がれるようにするのがポイントです。

モノ当てクイズ

モノ当てクイズは、とあるモノの一部だけをズームにして写し、それが何なのか当てるゲームです。写真を用意するパターンもありますが、カメラのズーム機能を使えば少しずつズームアウトしていってそれが何か当てる早押しクイズにもできます。

カメラにズーム機能がなくても、物を近づけて写すことで問題を出せるため、子どもたちに問題を用意してもらうのもよいでしょう。カメラ機能さえあれば身の回りにあるものでクイズが出せるため、誰でも参加しやすいのが魅力です。

チャットでしりとり

チャット機能を使って遊ぶ「チャットでしりとり」は、環境によって音声を出せない子どもがいた場合でもみんなで楽しめるゲームになります。しりとりのテーマを決めて行うとより楽しめるでしょう。パソコンを使える環境であれば、文字を打つ練習にもなります。

また、どのアプリでオンライン授業を行うかによって異なりますが、ZOOMにはホワイトボード機能があるため、絵でしりとりをするといった工夫もできます。

ジェスチャーゲーム

お題を身振り手振りで表現して答えを当ててもらうジェスチャーゲームは、オンラインでもオフラインでも楽しめる定番のゲームです。「チャットでしりとり」と同じように音声がなくてもできるため、手軽に楽しめます。

制限時間を決めて正解数を競ったり、チャット機能を使えば ジェスチャーリレーをしたりと色々な楽しみ方ができるでしょう。

アイスブレイクで子どもたちに楽しんでもらうためのポイント

最後に、アイスブレイクで子どもたちに楽しんでもらうためのポイントを紹介します。子どもたちの緊張を和らげるためにも、楽しみながら参加できるアイスブレイクであることが重要です。

アイスブレイクの目的を明確にする

アイスブレイクで最初に考えるべきポイントは、何を目的に行うかです。例えば、新学期や初顔合わせするようなメンバーの場合は、お互いのことを知るために自己紹介をメインとしたゲームがおすすめです。

他にもお互いを知っているクラスメイトや友達がいる場合は、より親睦を深めたり協力し合えたりできるようなゲームがあるとよいでしょう。オンライン特有の緊張感もありますが、メンバーの関係性も考慮した目的を決めておくと、参加者も違和感なくゲームに興じられます。

わかりやすくて簡単な内容にする

子どもがアイスブレイクを楽しめるようにするためには、わかりやすくて簡単な内容にすることも大切です。複雑で難しい内容にしてしまうと、理解するのに時間がかかったり、ゲームが成り立たなくなったりしてしまいます。

逆に、あまりにも単純すぎるゲームはすぐに飽きられてしまうため、子どもの年齢や学年に合わせた難易度のゲームを用意しましょう。ゲームの理解度に個人差が出ないように気をつけ、参加する全員がリラックスして楽しめることが前提です。

参加者全員が楽しめるゲームを選ぶ

アイスブレイクを成功させるために最も重要なのが、参加者全員が楽しめるゲームであるかどうかです。目的やわかりやすさも当然ながら、全員が参加できて楽しめる内容のものでなければ意味がありません。

場所や環境によって参加できない子どもがいたり、話についていけなかったりするようなことがないようにご注意ください。また、孤立してしまう子が出ないように声をかけてあげたり、発言する機会を全員に用意したりなどサポートしてあげるようにするとよいでしょう。

盛り上がるアイスブレイクの秘訣まとめ

子どもたちの緊張を和らげられるアイスブレイクは、オンライン支援においても重要な役割を持っています。紹介した以下 3つのアイスブレイクを成功させるポイントに注意して、子どもが楽しくコミュニケーションを取って学習や交流活動ができる場を作ってあげてください。

  1. 目的を明確にする:子どもたちにどんな体験をして欲しいのか考える
  2. わかりやすい内容にする: 参加する子ども全員がルールを理解して遊べるようにする
  3. 全員が参加できるようにする:環境やゲームの内容などで子どもが孤立しないようにする

入院や自宅療養をしている子どもたちにとって、オンラインでも友達と過ごせるのは心を豊かにしてくれる大切な時間です。ポケットサポートでは毎週のように子どもたちと交流し、楽しめる支援を実施しています。オンラインでの支援内容について質問等があれば、いつでもお問い合わせください。

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