みんなでつながるフェスティバル2025を倉敷市真備で開催

活動記録

秋の気配はまだ遠い、暑さの残る9月13日(土)に、倉敷市真備町のマービーふれあいセンターで「みんなでつながるフェスティバル」を開催しました。

今年の「みんなでつながるフェスティバル」もパフォーマンスショー・マジックショー・バルーンショーと楽しい演し物が詰まっています。病気のある子どもたちや、そのきょうだい・ご家族が、きっと楽しんでくれるはず!という期待を胸に、ポケサポスタッフは初めての会場、マービーふれあいセンターへと出発しました。

最初に出演してくださるパフォーマンスユニットの「おんぷらんと」のお二人も会場入りされていて、リハーサルに余念がありません。ポケサポスタッフも、おんぷらんとさんの華麗な大道芸をチラチラ見ながら会場準備に取りかかります。

額に汗しながら、演目の順番やタイミングを確認しているお二人の目は真剣そのもの。なんてカッコいいんでしょう!見守るおんぷらんとのマネージャーさんの目も真剣でした。

そうこうしているうちに、マジシャンのはっしーさんも会場入りです。運んでこられた大きなスーツケースの中身は、たくさんのマジックの道具なんでしょうね。

こちらも気になりますが、本番まで我慢ガマン!お一人で準備されていたので、荷物運びをポケサポスタッフがお手伝いしましたが、あるカバンを運んだスタッフに、はっしーさんがにこやかに「その中には鳩がいます。」と声をかけました。

カバンを持っていたスタッフは「えっ!ハト!!」とビックリ。お利口な鳩ちゃん2羽はカバンの中でちゃんと気配を消してスタンバイしていました。

13時の開演を前に、参加してくださる子どもたちとご家族が集まって来られました。子どもたちは、すでに前の舞台に置かれている大道具の大きなクマのヌイグルミや、背丈ほどの鉛筆に興味津々です。どんなステージが始まるのでしょうか?

心躍る開演アナウンスに続いて、おんぷらんとのお二人がシャボン玉を吹きながら登場です。会場のあちこちに浮かぶシャボン玉に子どもたちは大喜び。おんぷらんとのお二人が小人になっていろんな不思議の世界を作っていきます。

何の変哲もない赤いロープが真っすぐ立ったかと思えばだらんと垂れ下がったり、2本の棒の間で、大きな鉛筆がくるくる回ったり。青い帽子を手を使わずに被ることもできる小人たち。

帽子の被せ合いのパフォーマンスでは、会場から男の子が仲間入りして拍手をもらっていました。
トランプの絵柄を当てるパフォーマンスでは、3枚のトランプの中にスペードのキングとハートのクイーンの2つの柄が確かにあったのに、最後は3枚とも同じ柄になっていました。これには子どもだけでなく大人も首を傾げていましたね。

大詰めは玉乗りジャグリング、続いてバランス箱乗りジャグリング。手に汗握る大技の連続に観客もハラハラドキドキ。見事に成功して客席からは大きな拍手が沸き起こりました。

おまけで帽子と杖を使った新作パフォーマンスも披露してくれた、おんぷらんとのショーはあっという間の40分でした。最後に絵葉書のお土産が手渡され、記念撮影までサービスしてもらった子どもたちは大満足の表情でした。

休憩の後は、はっしーさんのマジックショーです。

一枚のハンカチがステッキに変身したり、ハンカチが2枚に増えたり、紅白のハンカチがどんどん出てきたり、いつのまにか鳩まで登場しました。はっしーの鮮やかな手つきに、みんなはグイグイ引き込まれます。

続いて客席参加のマジックに移りました。お父さん二人に声がかかり、二人は前へ。白いロープではっしーの手を後ろ手にして縛ります。きつく縛ったはずなのに、赤いハンカチで隠したら何度やってもはっしーの両手はロープが外れてフリーになっています。

どうして?みんなの頭上には「?」が飛び交っている様子でした。お父さんが一人だけ残って、今度は手を離さないままでロープに結び目を作ります。はっしーは結び目ができるのに、お父さんはできない。何回か挑戦しますが、とうとうお父さんは結び目が作れないままでした。これもどうしてなんでしょうね?

次は子どもが5人参加して、5個のボールの中から一個だけある黒いボールを当てます。子どもたちは前のめりになって、真剣にボールの行方を追います。これには、はっしーもたじたじでした。

お父さんの頭の上に置いた紙コップに水を注いだのに、ぱっと紙コップをひっくり返しても、水は無くなっているのもまたまたどうしてなんでしょうねー。最後は、机が空を飛んで華麗なるマジックショーは終わりました。

つながるフェスティバルのラストを飾ったのは、バルーンパフォーマーYAYOIさんのバルーンショーです。岡山弁のトークで会場を盛り上げる楽しいYAYOIさん。

細長いバルーンが次々にいろんなものへと変身していきます。黄色いバルーンはキリンに、ピンクのバルーンは桃になりました。

続いて会場のみんなで声を合わせて1から22までカウントダウンしていくと、おいしそうな葡萄の出来上がりです。桃に葡萄、フルーツ王国の岡山らしい取り合わせですね。

まだまだYAYOIさんの手は止まりません。赤いリボンの形のバルーンを何本か組み合わせてタコになったり、赤いバルーンが金魚になって、すくい網とセットで金魚すくいができたり。子どもたちは何ができるのか予想するのがとても楽しそうでした。

見ているだけではありません。最後はYAYOIさんから子どもたち一人ひとりに好きな色のバルーンが渡され、自分でネズミのおもちゃバルーンづくりに挑戦しました。バルーンが割れないように慎重にねじりながら、どの子もかわいいネズミを作り上げました。

会場に置いていってくれたバルーン作品を実際に触ったり、写真を撮ったりしてバルーンショーは終わりました。

盛りだくさんの内容でお届けした、つながるフェスティバル。参加してくださった多くの皆さんから「楽しかったー!」という感想を聞かせていただきました。

私たちポケサポスタッフも、子どもたちの大きな笑い声やキラキラ笑顔に大満足の一日を過ごすことができました。おんぷらんとさん、はっしーさん、YAYOIさん、最高のパフォーマンスをありがとうございました!

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